
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。会員の皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
さて、私は2025年より、仙台経済同友会の三人目の代表幹事として、その任をお預かりすることとなりました。身の引き締まる思いであると同時に、地域経済の持続的発展に資する役割を担う機会をお与えいただいたことに、深い責任と大きな使命を感じております。昨今、世界情勢は依然として不透明さを増し、原材料価格の高騰、人口減少や労働力不足、さらにはデジタル化や脱炭素への対応など、企業経営を取り巻く環境は構造的な転換期を迎えております。
こうした変化が同時並行で進行する時代において、地域に根差した経済団体が果たすべき役割は、単なる意見集約にとどまらず、課題を整理し、方向性を示し、行動につなげていくことにあると考えております。私は地元・仙台に基盤を置く企業経営者として、地元企業の皆様はもとより、全国から仙台に拠点を構える、いわゆる支店経済を担う支店長の皆様とのネットワークを一層強化し、実務と経営の双方の視点からの対話を重ねてまいりたいと考えております。立場や業種を超えた意見・情報交換の蓄積こそが、地域の競争力を高め、仙台・宮城の新たな成長機会の創出につながるものと確信しております。また今後は、地元企業の皆様に仙台経済同友会の活動意義をご理解いただき、新たに会員としてご参画いただけるよう、積極的な働きかけを進めてまいります。多様な企業が集い、学び合い、知見を共有し、具体的な行動へと結び付けていく開かれた経済人のプラットフォームとしての機能を、さらに強化していきたいと考えております。
仙台、そして宮城県が持続的に発展していくためには、行政、経済界、教育・研究機関、さらには地域社会が、それぞれの強みを生かしながら連携することが不可欠です。仙台経済同友会がその結節点(ハブ)として機能し、未来志向の提言と実践を通じて、地域の成長戦略に貢献していくことが、私に課せられた使命であると受け止めております。
本年も、会員の皆様との対話を基軸に据えながら、仙台・宮城のさらなる発展に向け、微力ながらも実効性ある取り組みを積み重ねてまいる所存です。皆様の変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。結びに、本年が会員の皆様にとりまして、挑戦を通じて新たな価値を創出する、実り多く希望に満ちた一年となりますことを祈念し、年頭のごあいさつといたします。