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2017年度

2017年5月23日 平成29年度 通常総会を開催しました。

2017年5月23日 平成29年度 通常総会を開催しました。 image

 仙台経済同友会の平成29年度通常総会が5月23日、仙台勝山館で開催されました。
 会員131名が参加。28年度の事業、収支決算の各報告を承認したのに続き、本年度の事業計画、収支予算などを決定しました。また新たに5名を幹事に選任しました。記念講演では、海洋冒険家の白石康次郎氏が「壁はある。でも乗り越えられる」と題して、常に諦めず何事でも楽しみを見出して取り組んでいる自らの生き方を紹介しました。

2017年4月20日「第30回全国経済同友会セミナー」仙台開催

2017年4月20日「第30回全国経済同友会セミナー」仙台開催 image

 創立70周年を迎える仙台経済同友会が開催地担当となった「第30回全国経済同友会セミナー」(全国44経済同友会共催)が4月20、21の両日、仙台国際センターで開催されました。全国から参加した約1,200名の会員らは、五つの分科会での議論や各分科会報告、総括などに耳を傾けました。
 総合テーマは「新たな創造のシナリオ~復興・地方創生へ向けて~」。オープニングで、(公社)経済同友会副代表幹事の隅修三同セミナー企画委員長が「企業が地方創生の主役として地域を盛り上げていこう」と開会挨拶。仙台経済同友会の大山健太郎代表幹事は「東日本大震災後の同友会の皆様からの多額の支援に、あらためて御礼を申し上げたい。活発な議論に加え、懇親パーティーで地元の食文化を楽しんでほしい」と、歓迎の言葉を述べました。
 20日は第1分科会が「大震災の教訓~防災・減災施策の向上策~」、第2分科会が「技術革新の衝撃~AI(人工知能)、IoT、ビッグデータは企業・社会をどう変えるか~」、第3分科会が「新産業革命による労働市場のパラダイムシフトへの対応」、第4分科会が「エネルギー・環境イノベーション創出による持続可能な社会の構築」、第5分科会が「インバウンドと総合観光戦略」という各テーマに沿って議論し、翌21日は分科会ごとに前日の議論内容を報告するなどしました。
 また初日の特別講演で、日本IBM執行役員最高技術責任者(CTO)・久世和資氏が「次世代情報技術と産業変革-日本企業がAI(拡張知能)で攻める時-」と題して人工知能と社会の近未来像を示しました。二日目の特別講演は秋保の慈眼寺住職・塩沼亮潤大阿闍梨が「毎日が小さな修行」として、修行を通して体得した心の在り方を紹介しました。

2016年度

2017年3月24日 第六次震災復興提言

【音楽ホール】

  1. 仙台市ひいては宮城県、東北におけるこころの復興の象徴として、また復興の真のレガシーとして長く存続するためにも、2021年の竣工と震災後10年を象徴する「こけら落とし公演」の開催を強く望む。

【インバウンド誘客】

  1. 東北の各県が一体となり、広域連携を通じた観光アピールの継続を強く求める。また東北観光復興対策交付金を、数値目標を明確に定め、効果測定が可能で次のステップに繋がるプロジェクトに活用するべきである。
  2. 桜、紅葉、雪といった観光資源を活用した誘客促進に加え、東北の空気の清浄さや景観の美しさを象徴する「ピュア」「クリーン」などのイメージを付加した総合的なブランド戦略の立案に取り組むべきである。
  3. グルメやショッピング、温泉、美術・音楽鑑賞、スポーツや祭りなどの参加型イベントを含めて、「モノ」はもちろん「コト」を重視した通年観光コンテンツの充実に取り組むべきである。
  4. 二次交通については、仙台駅や仙台空港を核に観光地や温泉地の観光バス・送迎バスを中心に必要な情報を、外国人・個人旅行客に対して多言語で発信できる仕組み作りに官民一体で取り組むべきである。
  5. 原発事故による風評被害については政府や外務省、福島復興局、在外・外国公館を通じて、他地域との放射線量比較などをもとに安全性をアピールすることにより、旅行客に対する安心感の醸成に努めるべきである。

2016年11月7日「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト東北支援」終了式典

2016年11月7日「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト東北支援」終了式典 image

 (公社)経済同友会は11月6日、仙台市のウェスティンホテル仙台で、東日本大震災後5年10期にわたった「IPPO IPPO NIPPONプロジェクト東北支援」の終了式典を開催しました。同プロジェクト共同委員長を務める小林喜光代表幹事のほか全国から140人が参加。大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県の専門高校を中心に、全国の496企業・法人と71個人から総額約21億8,000万円の支援が実行され、復興へ向けた産業教育と地域産業発展につながっている状況が報告されました。また4月14日に発生した熊本地震による被災地にも、同様の支援を9月から来年4月までの期間で始めたとして、協力を求めました。

2016年10月20日 産業競争力強化委員会が「DMM.make.AKIBA」視察
 産業競争力強化委員会は10月18日、東京・秋葉原の「DMM.make.AKIBA」を視察しました。長谷川登委員長(副代表幹事)ら合わせて10人が参加。同施設は会員制で、高度な先端機材や共用スペースを利用し、独自のアイデアを基にしたものづくりや起業などに取り組める点が注目されています。視察ではそうした様子を見学しながら、担当者の説明に委員が耳を傾けながら質問しました。

2016年10月20日 10月幹事会・例会を開催
 10月幹事会・例会が10月14日、仙台勝山館で開かれました。幹事会では、来年の全国セミナー準備の進捗状況など四つの事項を審議したほか、今後の予定などを報告。例会には約90人が参加し、野中郁次郎一橋大学名誉教授が「知的機動力を錬磨する -暗黙知・場・実践知」と題して講演しました。

2016年7月21日 音楽ホール建設機運醸成クラウドファンディング
 

クラウド・ファンディングによる寄付金のお願いについて

 今から二年前、宮城県の経済団体の代表が共同発起人となり、「こころの復興」のシンボルとして、世界トップレベルの音響設備を有し、日本を代表する2000席規模の音楽ホールを仙台市中心部に建設するため、3年間、総額10億円を目標として「音楽ホール建設基金」創設の趣意書を発表しました。このたび3年間の最終年として、音楽ホール建設機運を広く醸成するため、共同発起人団体の一つである仙台経済同友会(代表幹事:大山健太郎、一力雅彦)の中にプロジェクト・チームを結成し、クラウド・ファンディングを始めることになりました。宮城県、仙台市はもとより東北、日本、世界中の音楽愛好家の皆様から寄付を通じた幅広い賛同の声を頂くことにより、音楽ホール建設の機運を盛り上げて行きたいと考えております。既に演奏家の方や著名人、三名の常任幹事を含む弊会会員も含めて10名以上の方々にPR大使(ファンドレイザー)として名乗りを上げて頂いております。是非、皆様のご協力をお願いします。
〜大震災からの心の復興を目指して〜仙台に2000人が響きあう音楽ホールを!